社長あいさつ

「生産者様のお役に立つ
企業であり続けるために」

 私ども東都興業株式会社は2023(令和5)年6月、創業60周年を迎えることができました。現在の規模にまで業容を拡大し今日を迎えられましたのも、お取引先様をはじめ関係各位のご支援ご鞭撻の賜物であり、また、事業運営にご尽力を頂いた多くの先達の方々のお陰であると改めて深く感謝を申し上げます。

 さて、施設園芸とは、温室やビニールハウス等を利用して、野菜・花き・果樹などの作物を栽培することで、天候や気温の影響を軽減して安定した生産ができる農業形態の1つです。当社は独自の特許製品であるシート止め材「ビニペット」を開発し、今日まで施設園芸業界に少なからず貢献してきたと自負しております。従来には無い、他社には真似のできない高付加価値の製品開発を常に心がけ、生産者の皆様を支える縁の下の力持ちとして、お役に立ちたいという思いで邁進して参りました。

 今後はさらに、ビニールハウスの自動化・省エネ化への取り組みを進めるとともに、夏場の高温対策や多発する異常気象にも対応できる、低コストでの高強度化を目指し、生産者の方々が求める未来のカタチを実現するための製品を開発・提供して参ります。

 創立60周年は到達点ではなく、創立100周年へ向けた通過点です。現状に安住することなく、未来への創造と挑戦を続けていかなければなりません。

 我が国の安定した食料生産を支えるべく、生産者様への変わらぬ熱い思いを貫き、生産者様の声に無心に耳を傾けて、その声に応えていくことからしか、真の創造は生まれません。

 施設園芸の未来を切り拓くための創造と挑戦に、社員ともども全力を尽くしていく所存でございますので、今後とも倍旧のご厚情、ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長
弘田 哲也