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GPEC出展レポート2024


『地球温暖化に抗う!―GPEC2024(施設園芸・植物工場展2024)に出展いたしました!』

開催日程:7月24日(水)~7月26日(金)
会場:東京ビッグサイト南1・南2ホール


GPEC2024(施設園芸・植物工場展)に東都興業も出展させていただきました。展示会の様子をご紹介します。
 
 
出展テーマは『東都の創意工夫製品が、地球温暖化に抗う!』
 


近年の猛暑にも表れている「地球温暖化」。施設園芸における営農環境にも多大な影響を与えていますが、そのうち5つのカテゴリーにおいてソリューションとなる製品を提案するというコンセプトで出展ブースを作り上げました。




『光環境の変化』のソリューション簡易固定巻取り式遮光カーテン「ヒロシェード」

これまで7月・8月だけで良かった高温対策は前後の6月、9月まで対策が必要になってきました。なかでも強日射は萎れ・裂果などの障害を引き起こすほか、作業員の熱中症リスクを高めるなど大きな影響を与えています。
 

高温対策に光の制御で答える

東都興業初のカーテンシステムである「ヒロシェード」は、独自の巻取り式を採用、低コスト・自在開閉が可能な蛇行がしにくく、摩耗を抑えネットにも優しい設計となっています 。
 

ブースではメインのハウスに展示しておりましたが、やはり酷暑による温度対策は喫緊の課題ということで、今一番の注目度!
実際にニュータニカンキットを回して自在に開閉できる気軽さを実感していただきました。内部遮光となるため、タンテンソーといった天窓との相性も良く、併用することで強日射のカットと籠った熱気を逃がすW(ダブル)の効果が期待できそう……とのお声もいただきました。



『エネルギー環境の変化』のソリューション・自動巻上げ換気装置「電動カンキットN」シリーズ
 

用途で選べる電動カンキットNシリーズ
 
温度変化が著しい現在では、適温をキープするのに換気の自動化は必須です。発売から14年目を迎えた電動カンキットシリーズも現場のニーズに合わせてラインナップを充実。製品の特長をパネルを使ってご紹介しております。
 

中でも太陽光パネルに対応した電動カンキットN制御盤Lite-Solarは電源供給の仕組みを紹介。電源工事を必要とせず、どこでも換気を自動化できるところをご紹介しました。



『温度環境の変化』参考出展:独立制御型・自動単天窓「オートタンテンソー」


昇温抑制には欠かせない天窓。ハウス内の温度勾配に合わせて個別の自動開閉が可能な「オートタンテンソー」を展示。温暖化対策には従来の換気設計を見直す必要がありますが、ブース内のモニターではサーモグラフィを使ったサイド換気のみの場合と、天窓を追加した場合の比較動画をご紹介しました。


 
『労働環境の変化』のソリューション・これからのスマート農業の動線を支える「キャリアレール」



スマート農業は日々進化しておりますが、これからの農業は人間が働きづらい高温期や夜間はロボットや機械が作業する時代がすぐそこまで来ています。そんな機械の安定した動線を支える部材・キャリアレールをご紹介。


 
『栽培可能エリアの変化』のソリューション・溜水式水耕栽培システム「スイテック」

 

温暖化は産地リレーのような生産マップを劇的に変えてしまうかもしれません。そんな環境でも気化熱を利用して培地の昇温を抑制し、真夏には栽培できにくかったホウレンソウの安定栽培に成功したスイテック。実際に定植したものを展示しました。


 
『その他』プロユースをご家庭で!ミニハウス・ヒロガーデンシリーズ



農業業界の内外を問わず人気のインフルエンサー・ノウカノタネこと鶴さんにYouTubeでご紹介いただいているミニハウス・ヒロガーデン10。
家庭菜園向けの手軽なミニハウスながら、プロユースの部材を使った本格派で人気に。だれもが自由に農業にアクセスできるハウスをご紹介。




「GPEC2024」当日は東都興業ブースにも多くの方に足を運んでいただきました。
また2日目に行ったプレゼンテーションには、会場内が満員になるほど多くの方にご来場いただきました。
今後もウェブサイトにて、様々なレポートをお届けしたいと思います。

 


 

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