現場訪問
ヒロッピーがいく!現場に訪問!
今回はニュービニツマ補強セットを使い、昨年発生した風害の復旧に取り組まれた現場を訪問しました。
豊かな水資源とブランド米の産地
現場は千葉県南部。豊かな田園風景が広がる地域です。
この地域は豊富な湧水がでる地域で、ウェディングでも人気の花卉「カラー」の産地で有名ですが、同じく水が命の米の産地でもあります。この恵まれた水資源を利用して「ふさこがね」や「ふさおとめ」といった千葉県のブランド米が栽培されています。
産地を支える水稲育苗ハウス
そんな水稲地帯を支えているのが、丈夫な苗を育てる水稲種苗ハウスです。こちらの現場では苗焼け防止のために、側面換気に加え、ニュータニカンキット102を使った肩部の換気を取り入れていました。
台風の痕跡
こちらの地域でも多くの育苗ハウスが建っていますが、昨年の大型台風ではほかの地域同様、多くの被害を受けました。損壊を免れたハウスでも、ゆがみやパイプが浮き上がるなどの影響があったそうですが、こちらの現場でもそのときの名残が残っていました。育苗シーズンを前に復旧できたのは「幸いだった」と生産者様がおっしゃっていました。
復旧はツマ面の補強で
単棟のパイプハウスでは、風を受けやすいツマ面がもっとも強風の影響を受けます。こちらの現場では被害に遭われたハウスの復旧の際、ニュービニツマ補強セットを設計に入れて強度アップを図られていました。
ニュービニツマ補強セットとは
今年の収穫を願って
復旧したハウスで育てた苗は、たくさんの日差しを浴びて元気に育っていました。今回訪問させていただいた現場の生産者様も秋の収穫に向け、猛暑の中たくさん汗をかいて作業されていました。今年も生産者様が一生懸命育てられた、おいしいお米がたくさん収穫されることを願っております。