特集
新発想ドア!『クローザーセットMD』
『クローザーセットMD』とは
『マルヒロドアEX』に『クローザーセットMD』(オプション)を取り付けることで、ドアが自動で閉まるようになります。
新設だけはなはく、既存のハウス(ドアがマルヒロドアEXの場合のみ)にも取り付けることが可能です。
また、ドアの閉め忘れを防ぎ、害虫の侵入を軽減することができます。
無電源のため電気代や電池切れなどの心配もいりません。
※2024年現在では、『クローザーセットTD』(オプション)をご使用いただくことで『テイペットドアEX』にも取り付けることができます。
『マルヒロドアEX』 対応規格
ドア枠 × ドア高さ(mm)
1000 × 1650
1000 × 1800
1000 × 2000
1200 × 1650
1200 × 1800
1200 × 2000
■クローザーセットMD動画 |
◆動画 クローザーセットMDを使用
|
※手動に比べて、自動でドアが閉まるため作業効率アップにもつながります。
■セット内容と取り付けイメージ |
セット内容
クローザーユニット | 板付きボルト蝶ナット付き | クローザーワイヤー金具 | 交換用ベアリング戸車 |
交換用脱着金具 | MD戸車ストッパー | 水平器 | プライヤー |
取り付けイメージ
■取り付け手順 |
◆はじめに
下レール両端にパイプを打ち込みます
※下レールのズレを防止するために下レールの両端にパイプを打ち込みます。
パイプが抜けないようにしっかりと打ち込んでください。(40cm程度)
◆手順①
中央下レール(開口部分)を取り外し、ドア枠を取り外します。
その後、中央下レール(開口部分)を戻します。
中央下レール(開口部分)を取り外し、ドア枠を取り外します。
その後、中央下レール(開口部分)を戻します。
◆手順②
水兵器で下レール3カ所を水平になるように調整します。
その後、水兵器でツマ柱(すべて)を垂直になるよう調整します。
レールの水平及びツマ柱の垂直が正しくないと、自動で閉まらない恐れがあります。
また、「クローザーセットMD」設置後に自動での閉動作に支障がある場合は、レールの水平またはツマ柱の垂直が正しくないことによる要因の可能性が高いです。 |
◆手順③
ドア枠の戸車を外し、レールガイド下の土落とし(三角にとがった部分)を内側45度に折り曲げます。
その後、交換用ベアリング戸車を取り付けます。
レールガイド下の三角にとがった部分を ドア枠の中心に向けて45度折り曲げます。 |
レールガイド下の三角にとがった部分を ドア枠の中心に向けて45度折り曲げます。 |
① | ② | ③ | ④ |
◆手順④
取手側の脱着金具を交換用脱着金具に交換します。
ドア枠をツマ面に取り付けて、中央下レール(開口部分)を元に戻します。
◆手順⑤
上レール内の中央にクローザーワイヤー金具を取り付けます。
片開きの場合は、レール端部(閉まる側)に取り付けます。
上レール内の中央にクローザーワイヤー金具を取り付けます。
片開きの場合は、レール端部(閉まる側)に取り付けます。
クローザーワイヤー金具の取り付け作業
◆手順⑥
下レールにMD戸車ストッパーを取り付けます。
MD戸車ストッパーを使用することで、ドアを開けたままの状態にできます。
下レールにMD戸車ストッパーを取り付けます。
MD戸車ストッパーを使用することで、ドアを開けたままの状態にできます。
【両開きのドアで両方のドアにクローザーセットMDを取り付ける場合】
持ち手部分も、下レール(ハウス内側)に引っ掛けて固定します。
MD戸車ストッパーの取り付け位置は、
ドア全開時の外側戸車軸中心から「3m」です。(下図参照)
◆手順⑥
クローザーユニットを取り付けます。引き力調整は最後に行います。
【両開きのドアで左側のドアにクローザーセットMDを取り付ける場合】
※板付きボルトの刻印の向きを確認して、上側から上桟の溝に入れます。
- 取手側に合わせて取付金具部分の向きを変えます。上図は「ハウス内側からみて、左に引いて開けるドアの場合」の向きです。(ワイヤーの出方が取りついているドア枠の取手側を向きます)
- 向きを変えた後に、増し締めしてください。
- クローザーユニットのワイヤーの先端を引き出し、クローザーワイヤー金具にワイヤー先端を掛けます。
- ワイヤーを掛けた状態のまま、クローザーユニットをドア枠に設置した板付きボルトに取り付けます。
- 脱着金具に接する位置で蝶ナットを固定します。固定すると、ドア枠が自動で閉まります。
ドアの開速度の調整は、クローザーユニットの引き力調整部で行います。
引き力調整部(上写真①)をマイナスドライバーで回します。
出荷時は「0回転」で。右に「1回転」回すと閉速度が速くなります。最大「9回転(上限)」までです。
左に回すと閉速度は遅くなります。「0回転」以上に左に回すと故障の原因となりますので、回さないでください。
(以上の説明は、ドアを右に閉める場合で、左に閉める場合は回す方向が逆になります)
※状況によって変わりますが、標準は「0回転」~「2回転」位となります。
引き力調整部(上写真①)をマイナスドライバーで回します。
出荷時は「0回転」で。右に「1回転」回すと閉速度が速くなります。最大「9回転(上限)」までです。
左に回すと閉速度は遅くなります。「0回転」以上に左に回すと故障の原因となりますので、回さないでください。
(以上の説明は、ドアを右に閉める場合で、左に閉める場合は回す方向が逆になります)
※状況によって変わりますが、標準は「0回転」~「2回転」位となります。