メンテナンスガイド
第1弾【ドア編 後編】
☑ 下レールジョイントが正確に取り付けているか?
【マルヒロドアEX、マルヒロドアプラス など】
現場の悪い事例 |
全開時に、下レール(中央)が外れてしまった。
マルヒロドアシリーズは、下レール(中央)が車などの出入りができるように取り外しが可能です。
ただし通常時は下レールが外れないように下レールジョイントで固定してください。
【マルヒロドアシリーズ】(下レールが山型タイプのドアセット)
端レール(左右とも)に中央レールを下レールジョイントで固定します。 ※取付時及びレールを外した後の再設置時に注意してください。 |
☑ ドア枠が正確に取り付けられているか?
【テイペットドアEX、スライドアEX、マルヒロドアEX など】
現場の悪い事例 |
ドアの縦残・横桟がしっかり固定されていない。
ドア枠の強度が保たれず、フィルム破損や各種部材脱落の危険性が増します。
また、スムーズなドア開閉ができません。
ドア枠のフィルムが横桟のみで展張されている。
横桟と縦残の両方でフィルム展張をしないと、フィルム保持力が不十分となり、フィルム破損の危険が増します。
☑ 振れ止め金具が正確に取り付けられているか?
【スライドアEX、スライドアプラス など】
現場の悪い事例 |
ドア枠が風にあおられて、バタバタしている。
両開きドアには「振れ止め金具」が付属されています。
下レール(中央)がないため、バタツキを抑える役目を果たします。取り付いていないと、ハウス倒壊、病害や低温被害の危険性が増します。
【スライドアEX】(開口部に下レールがないタイプドアセット)
スライドア振れ止め金具が設置されていないと、 全開時にドア枠を抑えるものがなくなるため、 風でドア枠がバタついてしまう。 |
☑ 沈下防止金具が正確に取り付けられているか?
【マルヒロドアEX、マルヒロドアプラス など】
現場の悪い事例 |
ドア枠が下がっていて、ドア枠のスムーズな開閉ができない。
両開きドアには「沈下防止金具」が付属されています。
アンダーキャスター式のため、自重で下レールが下がってしまいます。
取り付いていないと、ハウス倒壊、病害や低温被害の危険性が増します。
【マルヒロドアEX】
【テイペットドアEX、スライドアEX、マルヒロドアEX など】
現場の悪い事例 |
ドアロック(両開きドア)がついていなく、台風時にドアが開いてしまった。
両開きドアには「ドアロック」が付属されています。
夜間や台風・突風時にドアロックをかけていないと、ドアが開いてしまい、
ハウス倒壊、病害や低温被害の危険性が増します。
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