メンテナンスガイド

第2弾【部品編】


部品はパーツ(本体+クサビ、本体+ボルトナット など)が分かれているため、正しい組み合わせ、正しい施工方法を取らないと充分な保持強度がでなくなります。
また、取り付けるパイプ自体が変形していると、保持強度低下につながる可能性があります。
今回は、大切なハウスを長くお使いいただけるよう日々のメンテナンスポイントをご紹介します。 


クサビタイプの部品が正しく取り付けられているか?
 【ヒロパイプジョイント、ドアパイプジョイント、カチックス、エルペットジョイントクサビ など】

 
現場の悪い事例

部品が外れてしまった。
クサビタイプの部品はクサビが正しく打ち込まれていないと、十分な保持強度が保たれず、最悪ビニペットEXやパイプの変形やゆがみの原因となります。

① 打ち込みが浅くストッパーまで打ち込まれていない
  
② クサビの向きと逆に打ち込んでいる
  
③ 部品本体とクサビが正しい組み合わせで使用されていない
 (以下の表は正しい組合わせ表です)
 




☑パイプに変形などの不具合がないか?(特に建替え、補修時)
 【部品全般】

 
現場の悪い事例

保持強度が弱くビニペットEX(パイプ)が動いてしまう。
クサビタイプの部品はパイプに食い込むようにかんで保持強度を保ちます。一度部品を取り外した後に、再び取り付けるとすでにパイプが変形しているため、保持強度が保てずハウスの破損の原因となります。
 
   
 
  
同様にパイプを曲げていたりつぶしていたりすると、部品の設計幅と合わなくなるため、保持強度が保てずハウスの破損の原因となります。


ジョイント(接続部品)は正しく差し込まれているか?
 【ビニペット外ジョイント、パイプコーナージョイント、ダブルペット外ジョイント など】

 
現場の悪い事例

ジョイント(接続部品)が外れてしまう。
差し込みが浅いと風による振動や経年によるハウス全体のゆがみを原因としてジョイント(接続部品)が外れることがあります。
  
  
ジョイント(接続部品)に隙間が出ている。
接続した際に隙間が残っていると、フィルムのポンホールなどから侵入した雨水や内側の結露水が隙間をつたってボタ落ちし、作物に影響する可能性があります。

◎ 材質がスチール、ホワイト、カラーの場合
 

◎ 材質がアルミの場合 
アルペット・ニューアルペット・アルペットEX などビニペット本体がアルミ材質の場合、気温によって伸縮する性質ため、接続部分は5~6㎜程度すき間をあけて施工してください(夏場に膨張し、湾曲するのを防ぐためです)。

☑正しい位置で取り付けているか?
 【MEミネックス】

 
現場の悪い事例

外ジョイントの中央からずれ、峰部のパイプがゆがんでいる。
MEミネックスは峰部で保持強度が保てる設計になっています。正しい位置(峰部中央)に取り付けないと、保持強度が保てずハウスのゆがみの原因となります。
  


☑ユニバーサルジョイントと蝶ネジは正しく取り付けているか?
 【パイプコーナージョイント、ユニバーサルジョイント】

 
現場の悪い事例

ビニペットEX(パイプ)がガタガタして安定しない。
蝶ネジのしめ込みが浅いとビニペットEXやパイプが安定しないため、ビニペットEXやパイプが安定して固定されず、ガタつきやゆがみの原因となります。

① 蝶ネジのしめ込みが浅い
 
② 供回り防止の根角ボルトがユニバーサルジョイントの角穴におさまっていない
 
 
③ ユニバーサルジョイントが平板をはさみ込むように取り付いている
 
※ユニバーサルジョイントは、締めこまれることで強度を出しています

 

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