特集

新発想!『ヒロシェード』の魅力とは?



 






ヒロシェード(2024年6月発売)とは、従来の遮光方法にあった課題解決を目的として『低コスト』『簡単施工』『自在開閉』をコンセプトに開発された、パイプハウス向けの新しい遮光カーテンシステムです。
 

ここからは、その特長についてご紹介していきます。


 
 

使い慣れた部材の組み合わせでOK !

「機能性の高い遮光カーテンはコストが高い…」というイメージはありませんか?

ヒロシェードの設置に必要な専用部材は2つだけ!
シンプルな構造にすることで、コストを抑えた設計となっています。


【専用部材】
ヒロシェード左右セット カンキットウェイト


その他は、直管パイプやパッカー、巻取り操作に必要なニュータニカンキットなど、おなじみの製品を組み合わせることで導入が可能です。


遮光ネットは任意のものを使用可能!

巻取りに適した熱融着タイプの遮光ネットであれば、遮光率に関係なくご使用いただけます。

 



 


調整ラクラク!『蛇行しづらい』独自の開閉機構

開閉機構にはヒロシェードローラーで遮光ネットを巻取っていくという、独自の「簡易固定巻取り式」を採用しています。

従来の巻上げ式では調整が厄介だった『奥行方向への蛇行』がしにくいため、施工手間を軽減し、「メンテナンスが楽にできる!」とユーザー様にも好評頂いております。


 
施工手順は4ステップ

構造としてはとてもシンプルで、手順は大きく分けて4つです。

 
取り付け手順

新設はもちろん、既設のハウスにも後付けできるため、現在ご使用のハウスにもご使用いただけます。

 

 



「強日射が怖くて遮光はしたいけど、徒長も心配…」
ヒロシェードは簡単な巻取り操作で開閉できるため、晴天時はネットを全閉(巻下げ)、曇天時には全開(巻取り)するなどハウスの光環境に応じて自在に開閉できます。

 


自動制御にするなら『電動カンキット』!

時間制御による自動化ならタイマー盤や電動カンキットNサーモ8を使用することで換気と併用しながら遮光カーテンを自動制御することが可能です。
 
 
 


 
近年の温暖化の特徴として、5月頃から早々に30℃を超える真夏日が増え6月から9月まで、35℃を超える猛暑日が全国で観測されるようになりました。

7月から8月の盛夏期の間だけで十分だった高温対策は近年、その前後1ヵ月に至るまで遮光が必要な期間が延びています。

その影響がわかりやすく出ているのが、冷涼な高原気候を利用した夏秋トマトなどの産地で、2024年の岐阜県高山市の例を見ると、6月から9月までの長期間30℃を超える日が、74日間記録されました。

これは2年前に比べ13日間の増加、約2割ほど真夏日が増えている計算になります。



※気象庁が公表しているデータを元に作成
 
 
遮光は光合成とトレードオフの関係

パイプハウスの高温対策はコスト面の理由から、ネットの屋根面ベタがけや遮光剤の塗布が一般的ですが、低コストな分『開閉制御できない』という課題があります。

「高温対策と光合成を両立させるためには、カーテンを開閉式にするのが理想だと分かっていても、コストが見合わず導入できない」という声は少なくありません。

『低コスト』『簡単施工』『自在開閉』をコンセプトに開発した簡易固定巻取り式遮光カーテン・ヒロシェードは、このような現場の悩みを解決する新しい提案となっております。

気候変動によって長期化している高温対策に、是非ご検討ください!

 
  
 

 

Q.開閉は自動化できますか?

A.自動化に対応しております。自動制御は、電動カンキットで行えるため、時間帯で開閉するタイマー制御や温度を基準に開閉する管理が可能です。

Q.ネットは何mまで巻き取れますか?

A.奥行きが50mまで。ネットの展張幅(間口方向)は、4m(※片開きの幅)まで対応しております。

Q.使用できる遮光ネットに制限はありますか?

A.ご使用できるネットは、熱融着タイプに限ります。使用の可否については、お問い合わせください。

Q.ヒロシェードは、パイプハウス専用のカーテンですか?

A.ハウスの種類による制限はありません。設置スペースや確保できる角度によって設置の可否が変わります。ご不明点につきましては、お問い合わせください。

Q.保温カーテンとしても使えますか?

A.構造上、中央峯部に隙間があるため、現在の仕様では保温にはご使用できません。


ヒロシェードに関するお問い合わせはこちらから

 
 

 
全国各地の使用例をご紹介しております。
是非、ご参考にしてください!

 
 
■地域:福島県
 
■作物:夏秋トマト

■ハウス:2連棟パイプハウス

■栽培方法:土耕栽培

■使用用途:片側遮光

■頂いた感想:夕方の西日を防ぐため役立っている






■地域:宮城県

■作物:イチゴ育苗

■ハウス:単棟パイプハウス

■栽培方法:高設栽培

■使用用途:両側遮光

■頂いた感想:遮光率の高いネットが使えるため、苗焼け対策に役立っている





 
■地域:千葉県

■作物:秋レタス、キャベツ

■ハウス:単棟パイプハウス(育苗)

■栽培方法:土耕栽培

■使用用途:両側遮光

■頂いた感想:開閉時にパイプの蛇行がなくていい