現場にGO

パイプハウスに最適。『トビテン』『スカイペット』の自動天窓

お名前 : 仲村様
ハウスの間口 : 5.4m
ハウスの奥行き : 30m
ハウスの棟数 :  2連棟
骨材 : 丸パイプφ42、φ25
被服材 : POフィルム0.15mm
栽培作物 : オリエンタル

現場で使用している製品

トビテン

トビテン

天窓が垂直に開き、天井部分に停滞した熱気を効果的に排出する天窓です。棟部分が吹き抜けになるため、換気効果抜群です。
スカイペット

スカイペット

『スカイペット』は、長さ3mの天窓枠をつなげる連続式の天窓です。天窓枠は『ビニペット』の形状になっており、フィルムが綺麗に展張できます。また減速機チェーンを使って簡単に開閉可能であり「トートロン」という製品を合わせて使うとハウス内の温度制御により自動開閉もできます。

現場写真ご紹介

ハウスの真上に『トビテン(単式)』を取り付けています。
構造上風に強く、風に対する安心感もあります。

『スカイペット』を取り付けています。
大型ハウスでよく見かける片天窓です。駆動部にチェーンを使用することでパイプハウスの歪みに耐えられるという特長もあります。

『トートロン』は自動天窓の駆動機です。天井部は温度・湿度・紫外線棟がきつく過酷な環境でありながらそれらに耐えられる頑丈なモーターです。

現場のポイント

こちらの現場では換気に『トビテン』『スカイペット』を使用しています。
ハウス内にこもった暖かい空気は、ハウスの上部に溜まるため、サイド換気にプラスして屋根面の換気をすることで、ハウス内に対流ができ、効率よくハウス内の温度を下げることができます。

施主様より導入後の感想を伺いました

サイド・タニ換気に合わせて天窓を使用すると換気効果高く導入してよかったです。
特にトビテンのフィルム展張が意外に簡単で張替えが楽そうだと思います。

お話を伺って~弊社営業担当より

トビテンとスカイペットをそれぞれ新設ハウスに導入いただき、これらの違いを体感して頂いております。

妻面は強度の強い『ニュービニツマ』に決まり!!

お名前 : 菊池 美智代様
ハウスの間口 : 6.3m
ハウスの奥行き : 36m
ハウスの棟数 : 単棟
骨材 : 丸パイプ φ25
被覆材 : POフィルム 0.15mm
栽培作物 : 花(カーネーション)

現場で使用している製品

ニュービニツマ

ニュービニツマ

妻面の施工に必要な部材(縦桟『ニューエルペット』、縦桟『ニュービニペット』、取付金具)がすべて揃ったセットです。
『ニュービニツマ柱セット』は間口4.5m~7.2m、棟高2.6m~4.2mまでの13タイプ、43種類の規格をご用意しており、間口・棟高とドアの種類(『マルヒロドアプラス』『テイペットドアプラス』『ニュースライドドアプラス』)を自由にお選びいただけます。

現場写真ご紹介

『ニュービニツマセット』は、妻柱に『ニューエルペット』を使用した頑丈な妻面セットです。間口(妻面サイズ)に合わせてカットした柱と取り付けに必要な部品すべてをセットにし、綺麗で頑丈な妻面が簡単に組み立てられるのが特長です。

『ニュービニツマ補強セット』は、妻面の風による押され対策として、φ42とφ25の直管パイプを棟パイプと金具で固定する事で、強度を上げています。

『ニュースライドアプラス』は、ドア枠がプラス構造になっており強度を高めています。また、スライドアの特長として、下レールが開口部にはないためトラクターの出入りがしやすく、作業性がとても良いです。

現場のポイント

こちらの現場は、風も弱く、雪も降らないため地域全体が妻面を木柱で使用していました。ところが、平成26年2月の大雪でハウスが倒壊してしまったため、今後のために強度のある『ニュービニツマ』を使用したのがポイントです。妻面の補強として、『ニュービニツマ補強セット』も取り付いているので、近年の異常気象による台風対策も万全です。

施主様より導入のきっかけを伺いました

ハウス再建時に販売店より『ニュービニツマ』を紹介していただき、木柱より強度があると判断したのがきっかけです。

施主様より導入後の感想を伺いました

強度があり、柱がしっかりしているので満足しています。木柱の時は妻面の換気ができませんでしたが、『ニュービニツマ』は『スプリング』をはずすとフィルムを捲くれるので、高温時の換気が可能になったのも有難いです。




・作物のこだわりについて教えてください。
 施主様:カーネーション栽培で、綺麗な花を咲かせるために、特に土作り(焼きぬかを土に混ぜる)にこだわっています。

・困っていること、その対策について教えてください。
 施主様:カーネーションには、日光は必要ですが熱はいらないため、妻面とサイド面の換気に気をつけています。ハウス内の暖気は上部に溜まりやすいため、天窓に興味があります。

・導入してみたい東都興業の製品はありますか?
 施主様:天窓に興味があるので、施工が簡単そうな、『タンテンソー』と『レンテンソー』が気になります。

・農業を始めたときに苦労したこと、大変ことはありますか?
 施主様:知識が0の状態から農業をスタートしましたが、近隣の方の力を借りながらなんとか現在に至っています。

ヒロッピー:ご回答ありがとうございました。

『TSツインエアファン』で燃料費用節約!

お名前 : 新谷隆幸様
ハウスの間口 : 7.2m
ハウスの奥行き : 50.4m
ハウスの棟数 : 単棟ハウス
骨材 : 丸パイプ φ42.7
被覆材 : POフィルム0.15mm
       (カーテン:0.075mm)
栽培作物 : アルストロメリア

現場で使用している製品

TSツインエアファン

TSツインエアファン

フィルムに直付けできる小型・軽量の送風機です。
ハウス内張り部に空気層を作ることで保温・断熱効果を高めることができます。

現場写真ご紹介

『TSエアファン』をハウスのカーテン部のアーチパイプに取り付けます。『ユニバーサルジョイント』でファンとパイプを固定しています。

こちらのハウスは耐雪補強としてハリを入れているため、膨らんだフィルムがハリに当たらないよう『膨らみ調整スイッチ』で膨らみ幅を調節しています。

現場のポイント

こちらの現場では『TSツインエアファン』を使っている所がポイントです。
『TSツインエアファン』は、ハウスの内張りフィルムを2重に展張し、下側のフィルムに『TSエアファン』を2台取り付けます。(本体はカーテン用アーチパイプと『ユニバーサル』で固定します。)
スイッチを入れると『TSツインエアファン』がハウス内の空気を集め、2重に展張したフィルム内に空気を送ることで空気層が出来るため、保温・断熱効果が高まります。
また、上側のフィルムが膨らんでいき『ふくらみ調整スイッチ』の先端に触れると『TSツインエアファン』の送風が止まります。その後時間が経つにつれてフィルムがしぼみ、上側のフィルムが『ふくらみ調整スイッチ』の先端から離れると『TSツインエアファン』が作動する仕組みとなっており、膨らみ幅を任意に設定することができるため、ハウスの構造上膨らみ幅に限界がある場合でも安心してご利用いただけます。

施主様より導入後の感想を伺いました

近年燃料費が高騰していて費用がかさむ一方だった。今回、国庫事業「燃油価格高騰緊急対策事業」を利用し少しでも燃料費用を減らせればと思い『TSツインエアファン』の導入を決めた。今年の冬にどれだけの効果が出るのか非常に楽しみ。

お話を伺って~弊社営業担当より

青森県は積雪が多いため、補強として1間置きにハリを入れています。空気を送ることで内張りカーテンが膨らみすぎるとハリと擦れてフィルムが痛む原因となりますが、現場では膨らみ調整スイッチを使い膨らみ加減を調整する形で対策をとっています。

『アルミピットハル』をタルキに使用!

お名前 : 野市町花卉生産組合 刈谷様、松村様、島内様
ハウスの間口 : 7.3m
ハウスの奥行き : 36~69m
ハウスの棟数 : 6連棟
骨材 : 角パイプ □100×50
被覆材 : フッ素フィルム 100μ
栽培作物 : トルコギキョウ

現場で使用している製品

ピットハル®

ピットハル®

ハウスにフィルムを止めるための部材です。母屋材に『ピットハル』をビス止めし、専用のアルミ押えで押えることによって硬質フィルムをきれいに展張することができます。

現場写真ご紹介

垂木は、実は全部『アルミピットハル』なんです。

フィルム押え材には、定番の『アルミ押えF』をふんだんに使用しています。

『アルミニューオキペット』と『カラーニューオキペット』を『オキクロス』で固定しています。

現場のポイント

こちらの現場では、ハウスの垂木部分に『アルミピットハル』を使用しています。
ハウスが沿岸部に建っていること、また耐用年数を長くしたいため、サビに強いアルミ材を使用しています。『ピットハル』はスチール、カラー、アルミと材質をご用意しており、ハウスの状況によって使い分けることができます。

施主様より導入後の感想を伺いました

ハウス建設後は、極力ハウスに手をかけたくないので、錆に強いアルミ材、カラー材をふんだんに使用しました。

お話を伺って~弊社営業担当より

取り付けの安定性が増した『アルミピットハル』(両ツバ)も発売されているので、今後はぜひ使用していただきたいです。生産者の方々がお若く、取材させて頂いてとても楽しかったです。

『タニカンキット104』+φ32『カップリング』でフルオープン仕様

お名前 : 島袋 宗安様
ハウスの間口 : 6m
ハウスの奥行き : 45m
ハウスの棟数 : 7連棟、5連棟
骨材 : 丸パイプ φ48、φ38、φ19
被覆材 : ネット(屋根1mm・
      サイド0.6mm)、
      PO(屋根0.15mm)
栽培作物 : 菊

現場で使用している製品

ニュータニカンキット104

ニュータニカンキット104

奥行き100mまでのハウスに対応したタニ・高所巻上げ換気装置です。
減速日が1:4のため軽々、また高性能なハイパーブレーキを搭載しているため逆転がなく、安全にタニ・高所のフィルムを巻上げることが可能です。

現場写真ご紹介

左右に1台ずつ『タニカンキット104』を取り付け、ハウス天井までフルオープン仕様で換気ができます。

『32φカップリング』を使い、32φパイプを巻上げています。

ネット+捨て張りフィルムの重ね張りには『ニューオキペット』+『ヒフクスプリング』でしっかり留めています。

現場のポイント

こちらの現場では12棟全てに、屋根面のPOフィルムをフルオープンにするため、『タニカンキット104』を使用していただいてます。また屋根面のPOフィルムを均等に巻き上げるため、32φ口径の巻上げパイプを使用しています。『32φカップリング』を『タニカンキット104』に接続して使用する事で、屋根面POフィルムが均等に巻上がっていました。

施主様より導入のきっかけを伺いました

屋根・側面・妻面全てにネットを展張する事で、防虫・防風対策になります。沖縄県は常に台風との戦いのため、フルオープンにして強風を逃がす事でハウスを守ります。全面ネットを展張する事でハウス内の作物を守ることができます。

施主様より導入後の感想を伺いました

沖縄県のハウスは、ネット・フィルムなど多重張りが多ため、スプリングが2~3本楽々入る『ニューオキペット』は大変助かります。沖縄生まれの『オキペット』には親しみがあります。





・ハウスのこだわりについて教えてください。
 施主様:11月になるとPOフィルムを降ろし、台風前の7月頃に屋根までフルオープンにする。屋根フィルムがあると雨よけによる病気対策、また冬場の保温に役立ち、作物にも良い環境作りが出来ています。

・困っていること、その対策について教えてください。
 施主様:東日本大震災後、栽培している菊の価格が下がってきている事が困っています。

・こんな製品がほしいというものはありますか?
 施主様:ハウス12棟で24台取り付いている『タニカンキット104』を巻上げるのは大変です。32φパイプを使用している事もあり、巻上げが重く女性でもスムーズに巻上がるように、減速比を上げた『タニカンキット』を開発して欲しいです。

ヒロッピー:ご回答ありがとうございました。

『エルペットD』がアーチ状に!!最新式沖縄県平張りハウス

お名前 : 農園そべ 池原昌和様
ハウスの間口 : 90m
ハウスの奥行き : 36m
骨材 : 角パイプ □75×45
被覆材 : 防虫ネット(屋根1mm・サイド0.6mm)
栽培作物 : 菊

現場で使用している製品

エルペット®D

エルペット®D

フィルム止めの部材『ビニペット』と、強度抜群なC型鋼が一体化した製品です。
強度があるため、ツマ柱や、ハウス母屋材などにも適しており、また、フィルム止めの溝が深いため、フィルムの多重張りもできます。

現場写真ご紹介

トラックが止まっている部分が平張りハウスと平張りハウスの間にある通路用のハウスです。ドアがあり、トラックの出入りも楽にできます。

施工業者様にご協力いただき『エルペットD』をアーチ状に曲げて取り付けています。
屋根部はPOフィルムをスプリングで展張しています。

左写真を拡大しています。パイプと『エルペットD』は『エルペットパイプジョイント』でしっかり取り付けています。

現場のポイント

こちらの現場では、ハウスとハウスの間に通路用ハウスを作ってそこで作業をしています。
通路部の屋根面に『エルペットD』を使用しているところがポイントで、『エルペットD』はC型鋼と一体化しているので強度があるうえ、フィルムをスプリングで展張することができるので、きれいで頑丈な通路となっています。

施主様より導入後の感想を伺いました

平張りハウスに通路部を作る事で、出荷時の生産物を直接トラックに積み込む事ができます。
また、通路部にPOフィルムを展張する事で雨を回避する事ができ、出荷時・休憩時など大変助かります。

お話を伺って~弊社営業担当より

沖縄県は平張りハウスが多く、歴史があります。今回の現場は、ハウスとハウスの間に通路部がある地元でも珍しいハウスです。今回通路部の屋根材として『エルペットD』を使用して頂きありがとうございました。