現場にGO

『ニューツユトールZ』でキュウリハウスのボタ落ち、病気対策!

お名前 : 伊賀様
ハウスの間口 : 5.4m
ハウスの奥行き : 47.5m
ハウスの棟数 : 4連棟、5連棟
骨材 : 丸パイプ φ19、φ48
被覆材 : 農ビ 0.1mm
栽培作物 : グリンピーマン

現場で使用している製品

ニューツユトールZ

ニューツユトールZ

結露水が集まるハウス肩部や谷部などに適したフィルム止め材です。
上段のビニペット形状部にフィルムを止め、端部にフィルム裏面に付着した結露水を集め、『ツユトールジョイント』を使用してきれいに排水することができます。

現場写真ご紹介

連棟のタニ部にはフィルム裏の結露水を集める『ニューツユトールZ』を付けています。

結露水を集めるのでサビびやすい部分ですが『ニューツユトールZ』はアルミなので耐久性抜群です。

『ビニペットEX』を天井、側面、裾に使用した間口4m、軒高1.7m、奥行き40mの育苗ハウスも2棟あります。

現場のポイント

結露水のボタ落ち防止のため『ニューツユトールZ』を使用しているところがポイントです。結露受け材のツユトールシリーズの中でも『ニューツユトールZ』は結露水の受け部分が二段になっているので、結露の集水力が抜群です。また、段差があることでハウスバンドに余裕ができ、谷の開閉もスムーズになります。

施主様より導入のきっかけを伺いました

以前は大阪で仕事をしており、農業は2010年から始めました。最初は肝付町で2年研修し、その後実証ハウスで2年、そして今回初めて自分のハウスを建てました。ピーマンは結露のボタ落ちがあると斑点病が出たりするので、病気を防ぐために『ニューツユトールZ』を導入しました。

施主様より導入後の感想を伺いました

『ニューツユトールZ』は段差があるのでフィルムがひっつく面が無いので良いと思います。





・ハウスのこだわりについて教えてください。
 施主様:ハウスに関してはやはり台風が多い地域なので強化型ハウスにしました。あと小さい4m間口の育苗ハウスは作業で腰が痛くならない様に床を高くしています。

・困っていること、その対策について教えてください。
 施主様:春先など夜寒くて昼暑い時に、湿度が高くなって困ります。加温機の設定を最低16℃で回る様にしていますが、夜14℃、15℃になる頃はまだハウス内のサイド内張り(プチプチ)を張っています。サイドの内張りは固定張りしていて外せないので、サイド換気が出来ません。そういう時に昼に暑いとサイド換気できずに湿気がこもるのが困ったところです。『ニューツマソー』は少しだけ開くことが出来て、冬場の湿度管理に使っている方がいると聞いたので、今後取り付けていきたいと思います。

・導入してみたい東都興業の製品はありますか?
 施主様:今はタニ部の自動開閉機をつけていますが、今後欲しいものとしては内張りの自動開閉が第一に挙がります。『電動カンキット』も検討しています。その後は天窓や『ツマソー』を取り付けられたらいいなと思っています。

ヒロッピー:ご回答ありがとうございました。

『ニューツマソー』で空気爽快!キュウリも木も葉も元気ハツラツ!

お名前 : 西迫様
ハウスの間口 : 両サイド5.7m、中5.4m
ハウスの奥行き : 50m
ハウスの棟数 : 4連棟、3連棟
骨材 : KPハウス φ25
被覆材 : POフィルム 0.1mm
栽培作物 : キュウリ

現場で使用している製品

ニューツマソー

ニューツマソー

ツマ面に取付ける換気窓です。
ひもをひっぱるだけで簡単に開閉ができる上、開閉角度も好きな位置で止められます。

現場写真ご紹介

『ニューツマソー』は以前のツマソーに比べて力も入れずにスーッと開けられます。防虫ネットもきれいに留められるようになりました。

こちらの現場では主に冬場の温度・湿度管理で使用されています。
『ニューツマソー』は無段階開閉なので冬場ほんの少しだけ開けたい時などに対応できるのが良いそうです。暖房機が止まってちょっと湿度が高い時などは少しだけ開けて湿度調整をされています。

『ニューツマソー』でハウスの高い所を開け、急に気温が下がった場合は谷の自動換気が閉まる様、複合的に管理しています。『ニューツマソー』で涼しい風が上から自然にハウス下部に降りるため、直接冷たい風が当たることがないので良いとのことでした。

現場のポイント

こちらの現場ではツマ面の換気に『ニューツマソー』を使用して、ハウスの状況に合った換気をしているところがポイントです。
『ニューツマソー』は開口幅を自由に決めることができるため、例として雨が降っている際『ニューツマソー』を雨が入らない程度に少しだけ空けて換気するなど、使い方を工夫することもできるためおすすめです。

施主様より導入後の感想を伺いました

『ニューツマソー』だったら特に温度がこもるツマ側も換気できて、ハウスの温度が均一化できるから病気も出にくいと思います。秋口と春先もハウスが高温になりすぎないので、キュウリの木が無理をせず、木の枝が若々しく保たれています。ただ開けっぱなしだと冷えすぎる事もあるのでやはり今後は自動のツマソーを作って欲しいです。使うのは主に冬場で、温度が下がりすぎてもダメなので自分でしっかり管理しないといけませんが、ハウスが多いから作業が本当に大変です。今の『ニューツマソー』にオプションでモーターなどを付けて自動化できれば更によいと思います。

お話を伺って~弊社営業担当より

以前からツマソーシリーズを御使用頂いておりますが、今年は『ニューツマソー』を導入され、前よりもかなり動作が軽くなったと好評でした。改良についても貴重なご意見を頂きました。また温度は下がっていいけど湿度の下がりすぎ、乾きすぎもダメとのことで、キュウリも最近の品種によっては高温多湿や急激な換気を避けるなど栽培方法の微妙な変化に対応しないといけないとのことでした。