現場にGO

『アルミダブルペット』で肩部裾張り分け

お名前 : 谷脇 浩様
ハウスの間口 : 3.6m
ハウスの奥行き : 43m
ハウスの棟数 : 17棟
骨材 : 丸パイプ φ38
被覆材 : POフィルム 0.13mm
栽培作物 : キュウリ

現場で使用している製品

ダブルペット

ダブルペット

深溝タイプのフィルム止め材です。
ビニペット形状を2つ並べているため、屋根と側面のフィルムを張り分けることが可能です。深溝タイプであるため、防風ネットや遮光ネット、厚手のフィルムなどの多重張りもできます。

現場写真ご紹介

屋根面フィルムと側面フィルムをハウス肩部で張り分けしています。もちろん、防虫ネット展張は必須です。

ハウス裾部分も『アルミダブルペット』を導入していただいてます。『アルミダブルペット』下段には、止水シート、上段は裾フィルムの捨て張りに使用しています。裾のフィルムはワザと余らせ、止水シートとの間に雑草を生やし、裾際の寒さ対策を兼ねています。

採光性を良くするため、谷樋は導入しません。目板と呼ばれる木材の代わりに、錆に強い『カラーニューオキペット』でフィルムを展張しています。昔からある木骨ハウスの名残です。『カラーニューオキペット』で、強風時にハウスバンドの固定もできます。

現場のポイント

ハウス内の採光性を可能な限り良好にするため、フィルムの張り替えを頻繁に行います。そのため、ハウスの屋根面フィルムと側面フィルムの張り分けを容易にするため、『ダブルペット』が導入されています。

施主様より導入のきっかけを伺いました

連棟数も多く、フィルムの張り替えに時間がかかっていました。海の近くということもあり、フィルムを張り分けられる『アルミダブルペット』の導入に至りました。

施主様より導入後の感想を伺いました

『アルミダブルペット』は、深溝タイプで張り替えが非常に楽です。特に最近はフィルム、ネット、ハウスバンド等、厚手の展張物が増えているので尚更です。展張物に合わせて、スプリングも『ヒフクスプリング』や『ヒフクスプリングストロング』を使い分けています。





・ハウスのこだわりについて教えてください。
 施主様:一番は採光性です。しかし、高知県は台風が多く襲来する県でもあります。そこで、採光性を考慮しながらも、より強度のあるハウスが良いハウスだと思っています。このハウスは、φ38のパイプを使用し、ピッチを飛ばしているのでお気に入りです。

・困っていること、その対策について教えてください。
 施主様:最近の大雨には非常に難儀しています。今年の台風11号のときには、ハウス周囲の用水路から水があふれ出し、もう少しで止水シートを超え、ハウス内が浸水するところでした。このハウスがある土地は、他に比べて低い位置にあるので仕方がない面もありますが対策を考えなければなりません。今は、止水シートや裾張りフィルムの位置を高くするか検討していますが、そうすると換気効率が悪くなるので悩んでいます。

・「キュウリ」のおすすめな食べ方を教えてください。
 施主様:お薦めの食べ方は、ゴマ油でショウガとニンニクを香りが出るまで炒めてから、ジャコを入れ乱切りしたキュウリを炒めます。味付けは、塩で。意外とキュウリは炒めても美味しいです。あと、JA土佐くろしおのホームページにも出ていますが、キュウリと鮭のチャーハンです。キュウリというと漬物のイメージが強いかと思いますが、炒め物にして食べたりしてもらいたいですね。

ヒロッピー:ご回答ありがとうございました。

『アルミピットハル』をタルキに使用!

お名前 : 野市町花卉生産組合 刈谷様、松村様、島内様
ハウスの間口 : 7.3m
ハウスの奥行き : 36~69m
ハウスの棟数 : 6連棟
骨材 : 角パイプ □100×50
被覆材 : フッ素フィルム 100μ
栽培作物 : トルコギキョウ

現場で使用している製品

ピットハル®

ピットハル®

ハウスにフィルムを止めるための部材です。母屋材に『ピットハル』をビス止めし、専用のアルミ押えで押えることによって硬質フィルムをきれいに展張することができます。

現場写真ご紹介

垂木は、実は全部『アルミピットハル』なんです。

フィルム押え材には、定番の『アルミ押えF』をふんだんに使用しています。

『アルミニューオキペット』と『カラーニューオキペット』を『オキクロス』で固定しています。

現場のポイント

こちらの現場では、ハウスの垂木部分に『アルミピットハル』を使用しています。
ハウスが沿岸部に建っていること、また耐用年数を長くしたいため、サビに強いアルミ材を使用しています。『ピットハル』はスチール、カラー、アルミと材質をご用意しており、ハウスの状況によって使い分けることができます。

施主様より導入後の感想を伺いました

ハウス建設後は、極力ハウスに手をかけたくないので、錆に強いアルミ材、カラー材をふんだんに使用しました。

お話を伺って~弊社営業担当より

取り付けの安定性が増した『アルミピットハル』(両ツバ)も発売されているので、今後はぜひ使用していただきたいです。生産者の方々がお若く、取材させて頂いてとても楽しかったです。