現場にGO
『ニュービニツマ』と『マルヒロドアプラス』でハウスの基礎から強風対策!
ハウスの間口 : 6m
ハウスの奥行き : 26m
ハウスの棟数 : 単棟×5棟
骨材 : 丸パイプ φ32
被覆材 : POフィルム 0.15mm
栽培作物 : トマト、イチゴ、キュウリ
現場で使用している製品
ニュービニツマ
妻面の施工に必要な部材(縦桟『ニューエルペット』、縦桟『ニュービニペット』、取付金具)がすべて揃ったセットです。『ニュービニツマ柱セット』は間口4.5m~7.2m、棟高2.6m~4.2mまでの13タイプ、43種類の規格をご用意しており、間口・棟高とドアの種類(『マルヒロドアプラス』『テイペットドアプラス』『ニュースライドドアプラス』)を自由にお選びいただけます。
マルヒロドアプラス
高強度なアンダーキャスター式のドアです。ドア開口部の下レールを取り外すことが可能です。そのため、トラクターの出入りが簡単にできます。また平成24年12月より『レールガイド下』『ドアストッパー』『下レール取付金具』が新しくなり、より強いドアとなっています。
現場写真ご紹介
柱は、角パイプ並の強度があり且つフィルムを止められる『ニューエルペット』を使用した『ニュービニツマ』を取り付けています。同径の丸パイプよりもハウスの強度が上がると同時に、フィルム止め材『スプリング』がレールと一体構造となっているため、角パイプを使用したハウスよりツマ面の見た目がすっきりしています。
強風対策用に仕様が変わった『マルヒロドアプラス』を取り付けていただいています。以前使用していたドアよりも、開け閉めが軽くなり、音も静かとのことです。
ドアに『マルヒロドア下レール補強金具』があり、しっかりと下レールに引っ掛かり固定され、外れにくい設計になっているので、強風が吹いてもドアが外れて飛んでいく心配が減りました。
現場のポイント
現場周辺は比較的風が強く、近隣ハウスではここ数年のうちに数件の突風被害が出ていました。ただし、雪などは降らない地域なので補強金具などによるハウスの補強強化を図るのではなく、ハウスの基礎から強度をあげたいという意向がありました。
施主様より導入のきっかけを伺いました
「特別な金具などを使わずにハウスの強度を何とかしたい」と販売店に相談したところ、『ニュービニツマ』を紹介していただきました。同時に、強風対策としてリニューアルされた『マルヒロドアプラス』も紹介していただき、合わせて取り付けました。
施主様より導入後の感想を伺いました
以前のツマ面は丸パイプ仕様でしたが、今回角パイプ仕様である『ニュービニツマ』に変えたところ見た目も実際の使用感覚も違いました。『マルヒロドアプラス』に関しては、重さがあり、色々な箇所に引っ掛かりがあるため風に強いことが想定でき安心です。
・作物のこだわりについて教えてください。
施主様:自分の店で小売りをしているため、量よりも種類に重点をおき、トマト、キュウリ、イチゴ、大根、ナス、冬瓜、ジャガイモ、花など、全部で15種類程の作物を栽培しています。
・困っていること、その対策について教えてください。
施主様:夏場の温度上昇に困っています。ハウス側面の換気や換気扇、遮光ネット、施設冷房を取り付け、対策を行っています。
・農業を始めたときに苦労したこと、大変だったことは何ですか?
施主様:トマトの苗作りには苦労しました。苗の成長はハウス内の環境に大きく影響され、ハウス内の温度が上がりすぎると苗が一気に大きくなりすぎてしまいます。苗が急激に成長すると、実がなる前に苗が成長しきってしまい、トマトの収量が下がってしまうため、非常に気を使っています。
ヒロッピー:ご回答ありがとうございました。
『電動カンキット』と『ニューツマソー』で換気はバッチリ!
お名前 : 小田橋様
ハウスの間口 : 6m
ハウスの奥行き : 32m
ハウスの棟数 : 単棟
骨材 : 丸フィルム φ25
被覆材 : POフィルム 0.1mm
栽培作物 : ネギ
現場で使用している製品
電動カンキット
自動式フィルム巻上げ換気装置です。『サイド用パーツセット』『タニ用パーツセット』『カーテン用パーツセット』との組み合わせで、それぞれの部分でフィルムの自動巻上げができます。『電動カンキット制御盤』や『電動カンキットタイマー盤』を使用することで温度や時間での制御、また『電動カンキットトランス盤2台用・6台用』を使用することで駆動機を最大24台まで制御することができます。 。
現場写真ご紹介
『電動カンキット制御盤』サイド仕様です。スイッチでサイドの巻上げを上げ下げ出来るのは勿論のこと、制御盤で温度を設定する事でハウス内の温度を感知し、適度に換気をしてくれるのでハウス内の温度管理がし易いです。
『サイドパーツセットⅡ』と駆動機は完全に動きが固定されているわけではなく、比較的自由に動けるように‘遊び’が設けられた設計になっています。自由に動けることで力の逃げ場ができ、綺麗に巻上げられるのがポイントです。
さらに換気は側面だけでなく妻面に『ニューツマソー』を取り付けることで換気をしっかり行い、ハウス内の温度管理にとても気を使われていました。『ニューツマソー』にはネットが張られていて害虫対策も万全です。
現場のポイント
『電動カンキット』をはじめ、水や液肥も小田橋様自身で工夫して制作された設備で全自動で行っているところがポイントです。温度や時間でハウス内環境を管理することで作物にとって良い環境を保ち、より良い作物が収穫できるそうです。
施主様より導入のきっかけを伺いました
ハウスが自宅から少し離れており、朝昼晩で温度変化が大きい季節は特に換気の開閉の回数が多くなります。また急な雨が降ったときにも、換気のためにハウスに行かなければいけないといった手間が掛かります。温度や雨天といった天気の変化による換気の開閉の手間を減らし、ハウス内の温度管理をしっかり行いたかった事がきっかけです。
施主様より導入後の感想を伺いました
何と言っても楽になりました。その上、自分で巻上げ機を開け閉めするよりも温度管理がしっかりできるので安心です。
・ハウスのこだわりについて教えてください。
施主様:『電動カンキット』に加え、水や液肥についても時間による全自動設備を自分で製作したものを導入し、「省力化&工夫」に次ぎました。
・困っていること、その対策について教えてください。
施主様:異常気象によるハウス内の温度管理です。ここ最近は急に暑くなったり寒くなったりと温度変化が大きく、作物を育てる上では難しい気象状況でした。そこで『電動カンキット』を導入したことで、ハウス内の温度をある程度一定に保てるようになりました。
・ネギのおすすめな食べ方を教えてください。
施主様:九条ねぎのおすすめの食べ方は至ってシンプルです。ネギと豚肉を塩コショウで炒めるだけ。ネギの甘みと豚肉との相性は抜群です。
ヒロッピー:ご回答ありがとうございました。
自動換気で時間短縮・快適温度環境を実現
お名前 : 小西様
ハウスの間口 : 7.2m
ハウスの奥行き : 66m
骨材 : 丸パイプ φ32
被覆材 : POフィルム 0.13mm
栽培作物 : トマト
現場で使用している製品
電動カンキット駆動機
換気で最もポピュラーな方法は側面換気です。開閉作業を省力化(温度管理で自動開閉)ができる製品です。
現場写真ご紹介
ハウス10棟に内張り・サイド合わせて駆動機40台を導入していただいています。
制御盤とトランス盤6台用を使用しています。
温度変化が激しい時期にも常に快適な温度制御ができます。
現場のポイント
こちらの現場では『電動カンキット』を使用して換気をしているところがポイントです。
ハウスの棟数が多いため、全部で40台の『電動カンキット駆動機』を使用して換気を行っています。
全ての換気を手動で行うと、1箇所あたり3分の時間を要すると仮定すると全部で120分の時間がかかります。こちらを『電動カンキット』であれば、自動で巻き上げてくれるので、時間を大幅に短縮できます。
また、オプションの『雨センサー』があれば、急な雨の時も一括で閉まるため、作物が雨に濡れるのを防ぎます。
施主様より導入後の感想を伺いました
ハウス10棟の温度管理をするのに、毎日開閉に2時間弱かかっていましたが『電動カンキット』を導入してから他の作業にその時間を費やすことが出来、自由な時間が増えました。更に自動で温度制御することで作物に快適な温度環境を常に保てています。
お話を伺って~弊社営業担当より
現場では元々サイドと内張りに『カンキット』『タニカンキット』を使用していただいていましたが、10棟全て換気を行うと、最初に換気したハウスと最後に換気したハウスの温度に違いが生じていましたが『電動カンキット』は同時に換気する為、ハウス内の温度管理に優れています。
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